千葉県廃プラスチック対策協議会
千葉園芸プラスチック加工(株)
金属探知機やリサイクルラインへ投入する際、大きなものは入りません。
金属探知機では、異物が無いかを検査しますが、大きい荷物は中までチェックすることが出来ません。
廃プラの中に、万一異物が発見された場合、それを取り出すのには、つづら折りになっていないと、梱包を全部ほどかなくてはいけなくなってしまいます。
工場ではビニールを細かく粉砕・洗浄して、プラスチック原料(グラッシュ)を生産しています。
ビニールに混入した石や金属類はビニールを加工する機械に損傷を与えます。
また、異物が混入したグラッシュは、それを使用して生産されるプラスチック製品の品質を著しく下げるため、使用できなくなります。
◎金属は金属探知機でチェックしますが、ゴムはチェック出来ません。
廃プラをリサイクル加工する過程で、土は洗い落とされ、産業廃棄物として処理します。
東日本大震災後、土を処理することが大変困難となっており、廃プラのリサイクル事業の存続を妨げる要因となっています。
工場に持ち込まれる土は、出来るだけ少なくなるようにご協力をお願いします。
農家が各市町村の廃プラ協議会に処理を依頼するときに、放射線量の簡易検査を行っています。
廃プラから1メートルの距離で0.23マイクロシーベルト/時を超えたものは受入をお断りしています。
農家の皆さんは廃プラの放射線量と付着している土が出来るだけ少なくなるよう、予め洗浄をして排出をしてください。